シラバス参照

年度 2020 
講義名 国際教育研究2(実践) 
担当教員

荒木 貴之

開講期・曜日・時限・教室 後期 木曜日 7時限 -
開講キャンパス 武蔵野
開講学科 20 教育学専攻(修士課程)
19 教育学専攻(修士課程)
18 教育学専攻(修士課程)
17 教育学専攻(修士課程)
授業形態 講義 
授業の実施形態 オンライン授業/Online course 
使用言語 日本語 
科目番号(ナンバリング) PRR603 



授業概要
国際教育研究Ⅱ(実践)では、
2015年に国連が全会一致で採択した、
すべての国と地域が取り組むべき持続可能な開発目標SDGsの中から、
SDGs4「すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」に焦点化し、
協調的課題解決学習の観点から、
新たな教育のあり方を提言することを目的とする。
講義内にとどまらず、
授業外における非同期型e-learningを用いた協調的課題解決を通して、
次世代の教育に対して、実践的理解を深める。
「誰一人として取り残さない」というSDGsの理念を踏まえた
教材および指導法を開発し、
実践を通して改良を加える。 
知識・専門性の到達目標
持続可能な開発目標SDGs4「すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」について、深く理解すること 
関心・態度・人格の到達目標
講義及び講義を補完するe-learningにおいて、自ら意欲的に学修に取り組むとともに、他の履修者の学修を促進すること 
思考・判断の到達目標
SDGs4「すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」を、わが国の学校教育に導入する際の影響について論述できること 
実践的スキル・表現の到達目標
ICTを活用した協調的課題解決ができること
SDGs4「すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」に関連する教材および指導法を開発できること 
授業における「アクティブな知」の要素
授業形態 対象
A:課題解決型学習(PBL)企業、自治体等との連携あり  
B:課題解決型学習(PBL)連携なし   ‐ 
C:反転授業(知識習得を授業外で行い、知識確認等の要素を教室で行う授業形態)  
D:討議(ディスカッション、ディベート等)   ‐ 
E:グループワーク   ‐ 
F:発表(プレゼンテーション)   ○ 
G:実習、フィールドワーク   ‐ 
H:双方向授業(ICT活用なし:対話型、リアクションペーパー等)   ‐ 
I:双方向授業(ICT活用あり:クリッカー、タブレット、スマートフォン等)   ○ 
J:講義のみ   ‐ 
  ‐ 
授業における「ICTの活用」について
授業形態 対象
A:ノートPC必携   ○ 
B:講義資料や授業教材のオンライン配信   ○ 
C:レポート課題等のオンライン提出   ○ 
D:質問やレポート課題等へのフィードバックにおける学修管理システム
 (学修支援システム、Google Classroom、Moodle等)の活用  
○ 
E:オンラインメディア(映像授業、e-Learning、Open Educational Resources等)の活用   ○ 
 
予習
(事前学修)
各授業   SDGs4「すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」が目指す、8つの具体的な行動目標ターゲットについて、国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンや外務省が公開する情報を参考とする。 
[ 平均60  ]分
復習
(事後学修)
各授業   SDGs4「すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」が目指す、8つの具体的な行動目標ターゲットを実現するための方策について、コミュニケーションツールslackに書き込むとともに、他ゼミ生等からの書き込みや質問に対応することを通して、学びを深める。 
[ 平均60  ]分
授業計画
授業回 内容
1. ガイダンス
予習(60分):持続可能な開発目標SDGsにおけるSDGs4「すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」ついて基礎知識を得ておくこと
復習(60分):SDGs4「すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」が目指す8つの具体目標ターゲットについて整理すること 
2. SDGs4.1「2030年までに、すべての子どもが男女の区別なく、適切かつ有効な学習成果をもたらす、自由かつ公平で質の高い初等教育および中等教育を修了できるようにする。」

予習(60分):SDGs4.1について基礎知識を得ておくこと

復習(60分):SDGs4.1をわが国の学校教育に導入する際の留意点や課題について整理すること 
3. SDGs4.2「2030年までに、すべての子どもが男女の区別なく、質の高い早期幼児の開発、ケア、および就学前教育にアクセスすることにより、初等教育を受ける準備が整うようにする。」

予習(60分):SDGs4.2について基礎知識を得ておくこと

復習(60分):SDGs4.2をわが国の学校教育に導入する際の留意点や課題について整理すること 
4. SDGs4.3「2030年までに、すべての人々が男女の区別なく、安価で質の高い技術教育、職業教育、および大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする。」

予習(60分):SDGs4.3について基礎知識を得ておくこと

復習(60分):SDGs4.3をわが国の学校教育に導入する際の留意点や課題について整理すること 
5. SDGs4.4「2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、ディーセント・ワークおよび起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。」

予習(60分):SDGs4.4について基礎知識を得ておくこと

復習(60分):SDGs4.4をわが国の学校教育に導入する際の留意点や課題について整理すること 
6. SDGs4.5「2030年までに、教育におけるジェンダー格差を無くし、障害者、先住民および脆弱な立場にある子どもなど、脆弱層があらゆるレベルの教育や職業訓練に平等にアクセスできるようにする。」

予習(60分):SDGs4.5について基礎知識を得ておくこと

復習(60分):SDGs4.5をわが国の学校教育に導入する際の留意点や課題について整理すること 
7. SDGs4.6「2030年までに、すべての若者および成人の大多数(男女ともに)が、読み書き能力および基本的計算能力を身に付けられるようにする。」

予習(60分):SDGs4.6について基礎知識を得ておくこと

復習(60分):SDGs4.6をわが国の学校教育に導入する際の留意点や課題について整理すること 
8. SDGs4.7「2030年までに.持続可能な開発と持続可能なライフスタイル、人権、ジェンダー平等、平和と非暴力の文化、グローバル市民、および文化的多様性と文化が持続可能な開発にもたらす貢献の理解などの教育を通じて、すべての学習者が持続可能な開発を推進するための知識とスキルを獲得するようにする。」

予習(60分):SDGs4.7について基礎知識を得ておくこと

復習(60分):SDGs4.7をわが国の学校教育に導入する際の留意点や課題について整理すること 
9. SDGs4.a「子ども、障害、およびジェンダーに配慮した教育施設を構築・改良し、すべての人々に安全で非暴力的、包摂的、効果的な学習環境を提供できるようにする。」

予習(60分):SDGs4.aについて基礎知識を得ておくこと

復習(60分):SDGs4.aをわが国の学校教育に導入する際の留意点や課題について整理すること 
10. 実践(1)

予習(60分):SDGs4の8つのターゲットから1つを選択し、指導案を作成すること

復習(60分):実践および議論を踏まえ、指導案を改善すること 
11. 実践(2)

予習(60分):SDGs4の8つのターゲットから1つを選択し、指導案を作成すること

復習(60分):実践および議論を踏まえ、指導案を改善すること 
12. 実践(3)

予習(60分):SDGs4の8つのターゲットから1つを選択し、指導案を作成すること

復習(60分):実践および議論を踏まえ、指導案を改善すること 
13. 実践(4)

予習(60分):SDGs4の8つのターゲットから1つを選択し、指導案を作成すること

復習(60分):実践および議論を踏まえ、指導案を改善すること 
14. 実践(5)

予習(60分):SDGs4の8つのターゲットから1つを選択し、指導案を作成すること

復習(60分):実践および議論を踏まえ、指導案を改善すること 
15. 実践(6)

予習(60分):SDGs4の8つのターゲットから1つを選択し、指導案を作成すること

復習(60分):実践および議論を踏まえ、指導案を改善すること 
16. 実践報告

予習(60分):SDGs4の理念を踏まえた教材および指導法の開発にかかわる発表を準備する

復習(60分):実践報告での議論を踏まえ、教材および指導法を改良する 
成績評価
評価項目 評価項目の詳細内容 割合
課題提出(レポート)   e-learningでの課題提出  50  %
小テスト     0  %
試験     0  %
実習・学外学修活動   教材および指導法の開発  50  %
その他     0  %
留意事項
講義外では、e-learning環境として、コミュニケーションツール「slack」を使用する。
講義および実践の予習にかかる参考資料等は、「slack」内で提供する。
また、講義および実践の復習にかかる質問や議論についても、
「slack」内で展開する。
コンピュータあるいはスマートフォン等で「slack」にアクセスし、
協調的課題解決について、実践的に理解していく。 
教科書
参考図書
参考URL
実務経験のある教員等による授業科目
(実践的教育を行う授業科目)

実践的教育を行う授業科目の種別


対象

a.実務経験を有する担当教員による実践的な授業科目  
担当教員の実務経験(経歴・資格等)  
 
授業内容との関連性  
 
b.企業や自治体等、学外から実務経験を有する講師を招いて行う授業科目  
学外講師の経歴・資格等  
 
授業内容との関連性  
 
c.企業や自治体等との連携により、学外でのインターンシップや実習、研修を行う授業科目  
実習先・実習の目的  
 
備考


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