シラバス参照

年度 2020 
講義名 人間を学ぶ①家族関係論 
担当教員

永田 夏来

開講期・曜日・時限・教室 2学期不定期 その他 不定期 -
3学期不定期 その他 不定期 -
開講キャンパス 武蔵野
開講学科 20 看護学科
19 看護学科
18 看護学科
17 看護学科
16 看護学科
15 看護学科
14 看護学科
授業形態 講義 
授業の実施形態 オンライン授業/Online course 
使用言語 日本語 
科目番号(ナンバリング) SD132 



授業概要
「家族」は私たちの日常生活に密着した概念であり、思い込みや価値的な判断が入り込みやすいテーマといえる。先入観から離れ、家族について客観的に考えるために、家族社会学の基礎となる概念や枠組みについて学習する。統計データや具体的なトピックを通じ、現代の家族が成立した社会的状況・現在みられる家族の変化の徴候・家族内部の人間関係についてとりあげる。 
知識・専門性の到達目標 家族のありかたと社会変化の関係を考えるための、基礎的な教養を理解している。【教養・基礎学力】  
関心・態度・人格の到達目標 家族の多様さをグローバルな視点で理解し、そのなかで自らの考えを示すことができる。 【課題発見力】  
思考・判断の到達目標 家族に関する情報を積極に主体的に収集し、論理的客観性を持って評価できる。【情報分析・論理的思考・判断力】  
実践的スキル・表現の到達目標 家族および家族をめぐる人間関係をあらためて見直す視点を身につけ、共有できる。【コミュニケーション力】  
授業における「アクティブな知」の要素
授業形態 対象
A:課題解決型学習(PBL)企業、自治体等との連携あり  
B:課題解決型学習(PBL)連携なし   ‐ 
C:反転授業(知識習得を授業外で行い、知識確認等の要素を教室で行う授業形態)  
D:討議(ディスカッション、ディベート等)   ‐ 
E:グループワーク   ○ 
F:発表(プレゼンテーション)   ‐ 
G:実習、フィールドワーク   ‐ 
H:双方向授業(ICT活用なし:対話型、リアクションペーパー等)   ○ 
I:双方向授業(ICT活用あり:クリッカー、タブレット、スマートフォン等)   ‐ 
J:講義のみ   ‐ 
  ‐ 
授業における「ICTの活用」について
授業形態 対象
A:ノートPC必携  
B:講義資料や授業教材のオンライン配信  
C:レポート課題等のオンライン提出  
D:質問やレポート課題等へのフィードバックにおける学修管理システム
 (学修支援システム、Google Classroom、Moodle等)の活用  
E:オンラインメディア(映像授業、e-Learning、Open Educational Resources等)の活用  
 
予習
(事前学修)
各授業   初回:家族に関連する事例(新聞記事や身近な例など)を3つ以上準備し、自分の考える「家族のイメージ」と「家族の定義」をまとめる。
第5回:予習(120分):子育て支援に関する事例(新聞記事や身近な例など)を3つ以上準備し、自分の考える「育児のイメージ」と「育児の定義」をまとめる。
第9回:予習(120分):未婚化晩婚化に関する事例(新聞記事や身近な例など)を3つ以上準備し、自分の考える「結婚のイメージ」と「大人になることの定義」をまとめる。
第13回:予習(120分):少子高齢化に関する事例(新聞記事や身近な例など)を3つ以上準備し、自分の考える「福祉のイメージ」と「福祉の定義」をまとめる。 
[ 平均120  ]分
復習
(事後学修)
各授業   第4回:復習(120分):講義の内容を踏まえ、予習で準備した「家族のイメージ」と「家族の定義」を検討する。
第8回:復習(120分):講義の内容を踏まえ、自分の考える「育児のイメージ」と「育児の定義」を検討する。
第12回:復習(120分):講義の内容を踏まえ、自分の考える「結婚のイメージ」と「大人になることの定義」を検討する。
第15回:復習(120分):講義の内容を踏まえ、自分の考える「福祉のイメージ」と「福祉の定義」を検討する。 
[ 平均120  ]分
授業計画
授業回 内容
1. 1日目
予習(120分):家族に関連する事例(新聞記事や身近な例など)を3つ以上準備し、自分の考える「家族のイメージ」と「家族の定義」をまとめる。
第1回 家族という集団の特徴ー家族関係学と家族社会学 
2. 第2回 日本における家族の諸制度ー戦前の家族と戦後の家族 
3. 第3回 ディスカッション:ジェンダーと性別役割分業 
4. 第4回 家族を分類する枠組みー文化人類学と家族定義
復習(120分):講義の内容を踏まえ、予習で準備した「家族のイメージ」と「家族の定義」を検討する。 
5. 2日目
予習(120分):子育て支援に関する事例(新聞記事や身近な例など)を3つ以上準備し、自分の考える「育児のイメージ」と「育児の定義」をまとめる。
第5回 近代社会の成立と近代家族 
6. 第6回 近代家族と家族規範 
7. 第7回 ディスカッション:女性の社会進出と家族の変化 
8. 第8回 日本における近代家族ー高度経済成長期と人口変動
復習(120分):講義の内容を踏まえ、自分の考える「育児のイメージ」と「育児の定義」を検討する。 
9. 3日目
予習(120分):未婚化晩婚化に関する事例(新聞記事や身近な例など)を3つ以上準備し、自分の考える「結婚のイメージ」と「大人になることの定義」をまとめる。
第9回 結婚しやすい社会、結婚しにくい社会 
10. 第10回 青年期の延長 
11. 第11回 ディスカッション:多様化する結婚ー海外の結婚、再婚家族 
12. 第12回 生活時間とワークライフバランス
復習(120分):講義の内容を踏まえ、自分の考える「結婚のイメージ」と「大人になることの定義」を検討する。 
13. 4日目
予習(120分):少子高齢化に関する事例(新聞記事や身近な例など)を3つ以上準備し、自分の考える「福祉のイメージ」と「福祉の定義」をまとめる。
第13回 日本型福祉とレジーム論 
14. 第14回 ディスカッション:高齢化社会とソーシャルキャピタルとしての家族 
15. 第15回 まとめ これからの家族関係
復習(120分):講義の内容を踏まえ、自分の考える「福祉のイメージ」と「福祉の定義」を検討する。 
16. 第16回 試験 
成績評価
評価項目 評価項目の詳細内容 割合
課題提出(レポート)     0  %
小テスト     30  %
試験     40  %
実習・学外学修活動     0  %
その他   授業参加、ディスカッションへの寄与  30  %
留意事項
講義形式とグループワークを組み合わせた講義を行います。
講義の3分の1以上を欠席したものには成績評価の対象としません。
集中講義で実施するので、日程に注意すること。また、体調を整えて十分な集中力を持って参加すること。 
教科書
参考図書
1.
書籍名   『入門 家族社会学』 
著者   永田夏来・松木洋人 
出版社   新泉社  ISBN    
参考URL
実務経験のある教員等による授業科目
(実践的教育を行う授業科目)

実践的教育を行う授業科目の種別


対象

a.実務経験を有する担当教員による実践的な授業科目  
担当教員の実務経験(経歴・資格等)  
 
授業内容との関連性  
 
b.企業や自治体等、学外から実務経験を有する講師を招いて行う授業科目  
学外講師の経歴・資格等  
 
授業内容との関連性  
 
c.企業や自治体等との連携により、学外でのインターンシップや実習、研修を行う授業科目  
実習先・実習の目的  
 
備考


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