授業概要
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本講義では、女性を取り巻く社会構造について理解を深めるとともに、女性に関わる社会福祉について学ぶ。講義においては、ライフサイクルに沿って現代女性が抱える課題とソーシャルワークについて焦点を当てる。特にDVは見逃すことができない人権侵害であることを踏まえ、ソーシャルワークの重要な課題であることを理解する。女性が暮らしやすい社会は女性だけでなく、子どもやすべての人が暮らしやすい安心できる社会であることを基本において、女性福祉の意義、役割について考察する。
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知識・専門性の到達目標
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女性福祉分野における制度ー実践ー理念、ソーシャルワークの専門的価値及び倫理ー知識ー技能を体系的に理解し、他者に説明できる。【専門能力】
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関心・態度・人格の到達目標
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思考・判断の到達目標
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実践的スキル・表現の到達目標
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授業における「アクティブな知」の要素
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授業形態
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対象
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A:課題解決型学習(PBL)企業、自治体等との連携あり
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B:課題解決型学習(PBL)連携なし
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C:反転授業(知識習得を授業外で行い、知識確認等の要素を教室で行う授業形態)
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〇
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D:討議(ディスカッション、ディベート等)
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E:グループワーク
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○
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F:発表(プレゼンテーション)
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G:実習、フィールドワーク
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H:双方向授業(ICT活用なし:対話型、リアクションペーパー等)
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○
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I:双方向授業(ICT活用あり:クリッカー、タブレット、スマートフォン等)
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J:講義のみ
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授業における「ICTの活用」について
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授業形態
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対象
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A:ノートPC必携
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B:講義資料や授業教材のオンライン配信
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C:レポート課題等のオンライン提出
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D:質問やレポート課題等へのフィードバックにおける学修管理システム (学修支援システム、Google Classroom、Moodle等)の活用
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E:オンラインメディア(映像授業、e-Learning、Open Educational Resources等)の活用
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予習 (事前学修)
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各授業
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テキスト・配布資料の該当部分について、事前に読んでおくこと。 分担したテーマについてグループで調べ、レジュメを作成し、発表の準備を行う
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[
平120
]分
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復習 (事後学修)
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各授業
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講義内容全体を復習、ノートに整理しておくこと。 リアクションペーパーを記入すること
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[
平均120
]分
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授業計画
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授業回
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内容
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1.
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女性の置かれた状況の理解 女性の状況について理解を深める
予習30分 女性の抱える生活問題について考えておくこと 復習30分 女性の生活問題に関する資料を探すこと
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2.
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女性の置かれた状況の理解 ジェンダーギャップを理解するー政治分野、労働分野、経済格差
予習30分 ジェンダーギャップに関して調べておくこと 復習30分 リアクションペーパーを書く・配布資料を読んでおくこと
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3.
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女性福祉とはー視点・定義・歴史①
予習30分 テキストを読んでおくこと 復習30分 授業内容を整理しておくこと
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4.
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女性福祉とはー視点・定義・歴史②
予習30分 テキストを読んでおくこと 復習30分 リアクションペーパーを書く・授業内容を整理しておくこと
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5.
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女性が受けやすい暴力・支配関係
予習30分 テキスト第3章を読んでおくこと 復習30分 授業内容を整理しておくこと
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6.
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デートDV・ハラスメントについて
予習30分 テキスト第3章を読んでおくこと 復習30分 リアクションペーパーを書く・授業内容を整理しておくこと
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7.
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女性を暴力から守る法律・支援制度ー法の理解 予習30分 テキスト第3章・第4章-10を読んでおくこと 復習30分 授業内容を整理しておくこと
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8.
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ライフサイクルの変化 予習30分 配布資料を読んでおくこと 復習30分 リアクションペーパーを書く・授業内容を整理しておくこと
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9.
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学生時代(10代半ば~20代前半)-大人になる
予習30分 テキスト第2章-2・第4章-2を読んでおくこと 復習30分 授業内容を整理しておくこと
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10.
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就職期(10代後半~20代)-社会へ出ていく
予習30分 テキスト第2章-3・第4章-3を読んでおくこと 復習30分 リアクションペーパーを書く・授業内容を整理しておくこと
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11.
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結婚を考える時期(20代後半~30代)-新しい家族を育む
予習30分 テキスト第2章-4・第4章-4・6を読んでおくこと 復習30分 授業内容を整理しておくこと
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12.
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子育て期(20~40代)-子どもとともに育つ
予習30分 テキスト第2章-5・第4章-5を読んでおくこと 復習30分 授業内容を整理しておくこと
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13.
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熟年期(50~60代)-再び輝く自分を生きる
予習30分 テキスト第2章-6・第4章7を読んでおくこと 復習30分 授業内容を整理しておくこと
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14.
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老年期(70代~)-支え合い生きる
予習30分 テキスト第2章-7・第4章8を読んでおくこと 復習30分 リアクションペーパーを書く・授業内容を整理しておくこと
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15.
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女性支援とソーシャルワーク
予習30分 テキスト第1章・第4章社会保障制度と社会資源を読んでおくこと 復習30分 授業内容を整理しておくこと
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16.
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まとめ
予習30分 講義内容を整理し、確認しておくこと 復習30分 授業内容を整理しておくこと
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成績評価
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評価項目
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評価項目の詳細内容
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割合
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課題提出(レポート)
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①分担したテーマについてグループで調べ、レジュメを作成 し、発表する ②現代社会における女性問題について
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70
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小テスト
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0
%
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試験
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0
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実習・学外学修活動
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0
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その他
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リアクションペーパーを提出する
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30
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留意事項
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教科書
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1.
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書籍名
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『ソーシャルワーカーのための女性支援ガイドブック』
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著者
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女性の暮らしやすさを考えるソーシャルワーク研究会
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出版社
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中央法規
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ISBN
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978-4-8058-5906-3
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参考図書
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1.
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書籍名
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『よくわかる 女性と福祉』
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著者
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森田 明美
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出版社
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ミネルヴァ書房
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ISBN
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978-4-623-05956-0
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2.
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書籍名
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『女性福祉とは何か』
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著者
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林 千代
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出版社
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ミネルヴァ書房
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ISBN
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978-4-623-04122-0
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3.
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書籍名
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『女性たちの貧困 ”新たな連鎖”の衝撃』
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著者
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日本放送協会
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出版社
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幻冬舎
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ISBN
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978-4-344-02681-0
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4.
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書籍名
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『こころの科学 女性の生きづらさ その痛みを語る』
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著者
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信田さよ子
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出版社
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日本評論社
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ISBN
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978-4-535-90455-2
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参考URL
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実務経験のある教員等による授業科目 (実践的教育を行う授業科目)
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実践的教育を行う授業科目の種別
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対象
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a.実務経験を有する担当教員による実践的な授業科目
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〇
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担当教員の実務経験(経歴・資格等)
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大学病院及び女性のメンタルヘルスクリニックにおいて、ソーシャルワーカーとして実践。 社会福祉士・精神保健福祉士・認定社会福祉士制度スーパーバイザー
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授業内容との関連性
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DVによって心身に支障をきたした女性へのソーシャルワーク支援を実践。 その実践を踏まえて、女性のライスサイクルに沿って現代的課題と支援の活用できる社会資源をガイドブックにまとめた。このテキストを用い、実例を交えながら授業を展開する。
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b.企業や自治体等、学外から実務経験を有する講師を招いて行う授業科目
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学外講師の経歴・資格等
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授業内容との関連性
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c.企業や自治体等との連携により、学外でのインターンシップや実習、研修を行う授業科目
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実習先・実習の目的
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備考
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