授業概要
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武蔵野大学では情報技術(IT)の学修を通じて、変化し続ける社会の中で、様々な困難な課題を解決し、より良い未来を作り出すことのできる人材の育成を目指している。本科目では、本学を修了し、人工知能を始めとする高度な情報技術の活用に必要な様々な手法を学ぶ。
現在スマートフォンは生活に欠かせないものであり,コミュニケーション機能はもちろんのこと,ゲームなどのエンターテイメントや買い物までできるようになっている.このような機能を持ったソフトウェアやサービスをWEBアプリとして提供することが一般的になって来ている.またデータを効果的に可視化することでサービスやプレゼンがより効果的になる.本授業はHTML,Javascriptを用いたプログラミングの基礎能力を身につけた人向けの,気象データや地図データなどのデータを可視化するWEBアプリな基礎的なWEBアプリ開発能力を身につけることを目的とした授業である.基礎的なWEBアプリ開発能力を身につけることを通して目的のソフトウェアやサービスをWEBアプリとして開発する能力やデータを可視化する能力,ビジネスにおいて魅力あるプロジェクト案の作成やアピールをする能力を身につける.本授業の単位は,武蔵野大学の副専攻「AI活用エキスパートコース」のコース認定の際に必要となる.
※本科目は、武蔵野大学の副専攻「AI活用エキスパートコース」を構成する科目群の一つで、専修科目に位置づけられる。上記副専攻コース認定には専修科目の所定の単位数取得が必要になる。なお、本科目の履修は副専攻コースに参画していることが前提となる。詳しくは以下のコース説明を参照すること。 https://risyuyouran.musashino-u.ac.jp/faculty/curriculum-faculty/ai/
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知識・専門性の到達目標
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メディアデザインの手法に関する知識を習得し、メディアデザインの手法を用いた可視化を活用して自ら問題を解決できるようになる。【専門能力】
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関心・態度・人格の到達目標
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メディアデザインの手法が社会でどのように利用されているかを理解し、新たな課題をメディアデザインの手法を用いた可視化を活用して発見することができる。【課題発見力】
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思考・判断の到達目標
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社会の中でメディアデザインの手法が注目されている理由を理解し、課題をメディアデザインの手法を用いた可視化を活用して解決する方法を導き出すことができる。【課題解決力】
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実践的スキル・表現の到達目標
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扱っている問題の特性とメディアデザインの手法の関係を理解し、適切な手法を用いていることを他者に説明できるようになる。【表現力】
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「響学スパイラル」取り組み方法
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武蔵野大学「響学スパイラル」に基づき,以下の内容で授業を実施する. [響学] ミニプロジェクトを行う [問う]ミニプロジェクトでは,授業で示された仕様に基づき,テーマを設定して基礎的なWEBアプリ開発を目指す. [考動する]ミニプロジェクトでは,教員や他の学生からアドバイスを受けたりディスカッションをしながら,主体的及び協働的にプログラムを作成する. [カタチにする]演習課題で毎週学んだことを元にWEBアプリの機能の一部を作成し,ミニプロジェクトで基礎的なWEBアプリ開発を行う. [見つめ直す]演習課題について教員からのフィードバックを受けたり,ミニプロジェクトでは他者の基礎的なWEBアプリ開発を評価して理解を深める.
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授業における「アクティブな知」の要素
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授業形態
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対象
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A:課題解決型学習(PBL)企業、自治体等との連携あり
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B:課題解決型学習(PBL)連携なし
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C:反転授業(知識習得を授業外で行い、知識確認等の要素を教室で行う授業形態)
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○
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D:討議(ディスカッション、ディベート等)
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‐
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E:グループワーク
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‐
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F:発表(プレゼンテーション)
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○
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G:実習、フィールドワーク
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‐
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H:双方向授業(ICT活用なし:対話型、リアクションペーパー等)
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‐
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I:双方向授業(ICT活用あり:クリッカー、タブレット、スマートフォン等)
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○
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J:講義のみ
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‐
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K:その他
PCによる演習
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○
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授業における「ICTの活用」について
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授業形態
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対象
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A:ノートPC必携
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○
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B:講義資料や授業教材のオンライン配信
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○
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C:レポート課題等のオンライン提出
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○
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D:質問やレポート課題等へのフィードバックにおける学修管理システムの活用 (学修支援システム(Course Power)、Google Classroom、Teams等)
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○
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E:オンラインメディアの活用 (e-Learning、edX、Coursera、JMOOC等のOpen Educational Resources)
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○
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F:Zoom、Google Meet等のミーティングツールの活用
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○
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-
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予習 (事前学修)
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各授業
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参考資料およびチュートリアル教材などを利用し,ツールの基本的な操作方法を学習する.
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[
平均35
]分
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復習 (事後学修)
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各授業
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授業内課題およびツールを使った演習課題を宿題として取り組む.
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[
平均35
]分
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成績評価
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評価項目
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評価項目の詳細内容
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割合
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課題提出(レポート)
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課題提出(レポート):各週で作成した成果物(50%),ミニプロジェクトで作成した成果物(50%)
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100
%
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小テスト
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0
%
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試験
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0
%
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実習・学外学修活動
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0
%
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その他
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0
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授業計画
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授業回
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内容
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1.
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[タイトル]オリエンテーションとプログラミング環境の準備 [概要]WEBアプリが動く仕組み,ブラウザ上でクリックして画像を画面に表示するプロセスなど,WEBアプリの基礎知識について理解する.また本授業でのオンライン授業の受け方や,講義で利用する各ツール(PLAYCANVASなど)の利用方法などについて確認する [キーワード]画像,木構造,変数,文字型,浮動小数点型など [復習]授業で出題した確認課題を実施する. [実施形態]オンデマンド型
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2.
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[概要]各ツールの利用方法などについて確認する.また第1回の確認課題のチェックとプログラミングの演習課題を実施する. [復習]授業で出題した演習課題を完成させる. [実施形態] 同時双方向型
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3.
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[タイトル]2DCGのアニメーションの基本原理とは [概要]2DCGのアニメーションは画面上のどの位置に表示するかの情報と画像をどの順番で重ねるかとどのタイミングで画像を変化させるかを決めることで表示される.位置の情報と重ねる順番,表示するタイミングの仕組みを理解する. [キーワード]関数など [復習]授業で出題した確認課題を実施する. [実施形態] オンデマンド型
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4.
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[概要]第3回の確認課題のチェックとプログラミングの演習課題を実施する. [予習]事前講義資料を読み学習する. [復習]授業で出題した演習課題を完成させる. [実施形態]同時双方向型
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5.
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[タイトル]3DCGの基本原理とは [概要]3DCGは3次元のモデルデータがバーチャルなカメラにどのように映るかを計算することで表示される.3次元のモデルデータがバーチャルなカメラの2Dの画像に変換される仕組みを理解する. [キーワード]ベクトル,行列,ベクトルの演算,行列の演算など [復習]授業で出題した確認課題を実施する. [実施形態] オンデマンド型
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6.
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[概要]第5回の確認課題のチェックとプログラミングの演習課題を実施する. [予習]事前講義資料を読み学習する. [復習]授業で出題した演習課題を完成させる. [実施形態]同時双方向型
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7.
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[タイトル]WEBアプリのUIやイベント処理の基本原理とは [概要]WEBアプリをクリックして別の画像が表示される仕組みやイベント処理の仕組みについて理解する. [キーワード]分岐の構造を持つプログラムなど [復習]授業で出題した確認課題を実施する. [実施形態] オンデマンド型
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8.
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[概要]第7回の確認課題のチェックとプログラミングの演習課題を実施する. [予習]事前講義資料を読み学習する. [復習]授業で出題した演習課題を完成させる. [実施形態]同時双方向型
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9.
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[タイトル]ミニプロジェクト [概要]PLAYCANVASを使ったWEBアプリを考えて実現するミニプロジェクトの企画書を作成する. [復習]ミニプロジェクトの企画書の第一案を完成させる. [実施形態] オンデマンド型
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10.
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[タイトル]ミニプロジェクト [概要]教員から提供されたサンプルプログラム,または参考となる資料などを基に,ミニプロジェクトの企画書をブラッシュアップしWEBアプリの開発に取りかかる. [復習]ミニプロジェクトの企画書の最終案を決定する.途中段階までWEBアプリ開発を行う. [実施形態]同時双方向型
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11.
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[タイトル]ミニプロジェクト [概要]教員から提供されたサンプルプログラム,または参考となる資料などを基に,ミニプロジェクトの企画書をブラッシュアップしWEBアプリの開発する. [復習]途中段階までWEBアプリ開発を行う. [実施形態] オンデマンド型
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12.
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[タイトル]ミニプロジェクト [概要]教員から提供されたサンプルプログラム,または参考となる資料などを基に,ミニプロジェクトの企画書をブラッシュアップしWEBアプリの開発する. [復習]途中段階までWEBアプリ開発を行う. [実施形態]同時双方向型
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13.
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[タイトル]ミニプロジェクト [概要]教員から提供されたサンプルプログラム,または参考となる資料などを基に,ミニプロジェクトの企画書をブラッシュアップしWEBアプリのデモを完成させる [復習]WEBアプリのデモ及び発表資料を完成させて提出する [実施形態]オンデマンド型
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14.
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[タイトル]成果発表とレビュー [概要]作成したWEBアプリのデモ及び発表を行う.また発表内容について相互評価を行う. [予習]デモ及び発表の準備をする. [復習]発表会の評価に基づいてWEBアプリを修正し,レポートを作成する. [実施形態]同時双方向型
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留意事項
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・オンライン授業(同時双方向型)の受講に必要な情報は、MUSCATの「講義連絡」で1週間前までに連絡をするので確認すること. ・実習は各自のPCを利用するため,PCを利用できる環境(スマートフォンやタブレットのみは不可)を用意すること.なお授業はMicrosoft Windowsを前提として説明をするが,授業で利用するツールを利用することが出来れば,Mac OSなど他のOSでの受講も可能である. ・授業資料の配付,課題の提出,また初回のオンライン授業は「Microsoft Teams」を利用する予定である.事前に本シラバス参考URLの「武蔵野大学オンライン授業受講ガイド」などで「Microsoft Teams」の利用方法を確認しておくこと. ・本科目は複数クラスを開講するが,各クラス約90名の人数制限を実施する.
※本科目は、副専攻(AI活用エキスパートコース)の習得を目指す学生は、履修を解除するとコースから離脱することになるので注意すること。 ※成績評価に関して詳しくは以下の説明を参照すること。 https://www.musashino-u.ac.jp/student-life/learning/results.html
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教科書 (購入必要)
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参考図書 (任意購入)
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1.
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書籍名
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『確かな力が身につくJavaScript「超」入門 第2版』
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著者
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狩野 祐東
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出版社
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SBクリエイティブ
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ISBN(13桁)
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978-4815601577
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参考図書に関する履修学生への連絡事項
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その他 (配布教材等により購入不要)
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参考URL
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実務経験のある教員等による授業科目 (実践的教育を行う授業科目)
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備考
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